ロス五輪でブレイキンなぜ不採用?驚きの理由3選!パリではなぜ採用されたのかも!

パリ五輪のブレイキン女子で日本の湯浅亜実さんが金メダルを獲得し、大いに盛り上がりました!

このブレイキンという競技は、オリンピックで採用されるのはパリ五輪が初めてでした。

しかしながら、2028年ロス五輪では、ブレイキンが実施競技から除外されることが決まっています。

ロス五輪でのブレイキンは一体なぜ不採用となったのでしょうか。

また、パリ五輪でブレイキンが採用になった理由はなんだったのでしょう。

ロス五輪のその他の除外種目や追加種目についても気になります。

この記事では、ロス五輪でブレイキンが不採用となった理由や、パリ五輪での採用理由、ロス五輪でのその他の除外・追加種目についても調査してみました!

  • ブレイキンのロス五輪での不採用理由
  • ブレイキンのパリ五輪での採用理由
  • ロス五輪のその他除外種目や追加種目
目次

ロス五輪でブレイキン除外決定

ブレイキンはアメリカ発祥で、1970年代にニューヨークでストリートダンスとして生まれています。

しかしながら、アメリカがブレイキン発祥の地でありながらも、ロス五輪の大会組織委員会は、2023年10月にブレイキンを追加競技の候補から外しました。

パリ五輪のブレイキン女子で金メダルを獲得した湯浅亜実さんは、ロス五輪でブレイキンが不採用になったことについて下記のように話されています。

米国がブレイキン発祥の国というのもあって、(不採用は)すごく残念な気持ち。たくさんのBガール、Bボーイたちが『せめてロスまではやってほしかった』と言っていた。そこが発祥だし、そこでやることで、今回とは違う盛り上がりを見せると思っていた。

Yahoo NEWS

湯浅亜実さんの金メダル獲得で日本でもブレイキンの人気が高まっているところ、ロス五輪での不採用は残念・・・!!

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ロス五輪でブレイキンが不採用の理由!

ロス五輪ではなぜブレイキンは不採用となってしまったのでしょうか。実際のところ、

ロス五輪でブレイキンが不採用となった理由は明確ではありません。

しかしながら、ロス五輪でブレイキンが不採用になった理由として下記のようなことが言われています。

  • ブレイキンの採点が不明瞭
  • ブレイキンは自己表現するカルチャーで、勝敗に必ずしも固執しない
  • ブレイキンが五輪の雰囲気にマッチしない

ブレイキン不採用の理由について、1つずつ見ていきましょう!

不採用理由1:ブレイキンの採点が不明瞭

ブレイキンは、「技術」「表現」「独創性」「出来栄え」「音楽性」の5項目の採点基準があり、相対評価で判定されます。

しかしながら、ブレイキンの勝敗について「なぜ負けてなぜ勝ったのか分からない」という現場の声もあり、採点が不明瞭との声があります。

ブレイキンが表現の世界であることで、採点する人の好みによってどうしても結果が変わってしまう側面もあります。

そのため、ブレイキンが競技というより単なる見せ物になるのではないかという懸念があったようです。

スケボーは全く違和感なくオリンピック競技として見れたんだけどブレイキンはちょっと違うくない?なんか採点競技って成功できるか出来ないかの張り詰めたラインがあるからこそスポーツとして成り立ってる気がする
解説も技名とか言わずふわっとしてていまいち素人にはわからん

いろんな「採点競技」観てきたけどこのブレイキンだけは採点基準が最後まで謎だった つまり、わかりにくい
解説者は技等の的確な解説そっちのけで「イエーイ!」ばっかり言ってるだけだったし 五輪競技としては今回のみ、みたいだし 大丈夫かな?この競技、日本に浸透する?

不採用理由2:ブレイキンは自己表現するカルチャーで、勝敗に必ずしも固執しない

ブレイキンは自己表現することに重きを置くカルチャーであり、ブレイキンの選手の方々も必ずしも勝敗に固執しないこともあるようです。

Shigekix(半井重幸)さんは、ブレイキンについてのインタビューで下記のように話されています。

僕にとって自己表現の本質にあるのは、他人の評価を気にしないというところにあるんです。人から表現して欲しいものを取り入れてしまったら、それは自己表現じゃない。

Women’s health(2022.6,1)

採点競技は評価をされるものである一方で、他人の評価ではなく自己表現を大切にするブレイキンは、他のオリンピック競技とは根本的な違いがあるとも言えます。

不採用理由3:ブレイキンが五輪の雰囲気にマッチしない

ブレイキンは、クラブのような暗く密閉された場所が似合う印象があるものの、パリでは明るい空の下で競技が行われました。ブレイキン特有のDJや余興が五輪には新鮮でしたが、雰囲気にマッチしていたとは言い難いとも言われています。

確かにブレイキンは他の競技にあるような五輪の印象とは違いますが、その新鮮さゆえに観てる方はとても楽しめました!

パリ五輪でブレイキンが採用された理由

ロス五輪でブレイキンは不採用となっていますが、そもそもパリ五輪ではなぜブレイキン採用となったのでしょうか。

パリ五輪でブレイキン採用となった理由は、

近年オリンピックへの関心が薄い若い世代を呼び込むためです。

若者のオリンピック離れが問題視される中で、ブレイキンは世界各地でダンス大会も開催されており、数あるダンスのなかでも、知名度と人気があります。

そのため、国際オリンピック委員会(IOC)は、若年層へのアピールを強化する狙いでブレイキンを競技に組み込みました。

実際に、ブレイキンはパリ五輪でとても盛り上がりました!ロス五輪でブレイキン除外するかどうかの決定がパリ五輪後であれば結果は変わってたかもしれません・・・!

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ロス五輪のその他除外種目・追加種目!

ロス五輪でブレイキン以外の除外種目や、追加種目、保留種目についても調査してみたところ、下記のことがわかりました。

・ロス五輪でのブレイキン以外の除外種目:空手、馬術
・ロス五輪での追加種目:野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュ
・保留種目:ボクシング

インドなどで絶大な人気を誇り、世界的にも人気が加速しているクリケットは、1900年以来の復活となります。

また、フラッグフットボールはアメリカンフットボールから接触プレーをなくした競技で、ロス五輪で初採用となりました。

野球は2021年東京五輪が3大会ぶりで復活、ソフトボールは過去5回の大会で採用されていましたが、パリ五輪では共に不採用となっています。

ラクロスは1904年と1908年の大会で採用されています。

一方、東京五輪で採用された空手はまたしても不採用となってしまいました。

ロス五輪でブレイキンなぜ不採用?驚きの理由3選!パリではなぜ採用されたのかも!まとめ

この記事では、ロス五輪でブレイキンが不採用になった理由やパリ五輪で採用になった理由、ロス五輪での追加種目や除外種目についても調査していきました!

  • ロス五輪でブレイキンが不採用になった理由は不明確だが、基準が曖昧なことなどが挙げられる
  • パリ五輪でブレイキンが採用になったのは、若者を呼び込むため!
  • ロス五輪では、空手などが除外になる一方、野球・ソフトボールなどが追加に!

とても見ごたえのあるブレイキンが、今後オリンピックで復活してくれることを祈ります!

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